ビジネスで成功する秘訣とは?『木を見て森を見ず』のメリットとデメリット

『木を見て森を見ず』という言葉、ご存知ですか?英語のことわざ、『You cannot see the wood for the trees.』を訳したものだそうです。

小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ

出典:デジタル大辞泉の解説

小さいことばかりを気にしすぎて、広い視野で物事をとらえることが出来ないでいること、を差したことわざだそうです。あなたは、広い視野で物事をとらえること、出来ていますか?

ついつい、視野が狭くなりイライラしたり、気疲れしたりして、物事の本質を見抜けないでいる、なんてことありませんか?管理人自身の心にも刻み付けるためにも、『木を見て森を見ず』のメリット、デメリット、そしてどうしたら『木も見て森も見れるようになるのか』を書いていきたいと思います。

 

『木を見て森を見ず』のメリット

まず、『木を見て森を見ず』の言葉を素直に考えた時のメリット。それは、小さいことに執着しすぎて、広い視野で物事をとらえることが出来ない、ということを諭すことが出来るという点だと思います。

人は、ついつい視野が狭くなりがちになることがあります。例えば、職場に嫌な上司がいる時。ドライに付き合えばいいのに、ついついその上司の嫌なところを考えることに時間を割いてしまい、大事なあなたの時間を、そんないやな上司のことを考える時間として提供してしまいます。

ですが狭い会社や組織の中ではそんな嫌な上司が一日中、目の前にいる、なんてこともありますね。なんて言っている管理人自身にも、いやーな上司がいました。口も聞きたくないのに、同じ部署で同じお客さんを担当する営業とデザイナー。他には担当者無し。話をしないわけにはいきません。

ひたすら考えないようにとすればするほど、お客さんの話だからと話しかけてくる。担当を変えて欲しくても、他の人もその営業とは組みたくないから代わってくれそうな人もいない。我慢して我慢して、退社しました。今こうして、そんな時の上司のことを思い出してあげていること自体も嫌ですが…。

視野が狭くなってしまっているときって、そんな風に嫌で嫌で仕方ないのにその一点に集中してしまうんですね。あなたの大切な24時間をそんな嫌な上司のことを考えてあげる時間として使ってしまっている。これ損です。

そんな時は、多分『木』ばかりを見てしまっているんですね。『森』を見て「組織』の一人だから、嫌な上司だけど、お金をもらうためだから。」とか、「あと数時間で退社できるから。」とか「この上司、明日からは長期出張だからいない。」など少し視点を変えて、『木=嫌な上司』は見ないで、『森=週末の楽しみや月末にもらえる給料、組織の一人でしかない自分』を考えるようにしたら、いいかもとも思います。

 

『木を見て森を見ず』のデメリット

では逆に『木を見て森を見ず』のデメリットを見ていきましょう。『木を見て森を見ず』のデメリット、それは、『森』ばかりを見過ぎて、『木』に集中することが出来ないこと、だと思います。

広い視野で物事を考えるあまり、一つ一つの作業や事柄を繊細に見つめることが出来なくなること。

例えば、『夫の収入の他に10万円を稼ぎたい。』と思ったとします。あるお店でパートをしようとしても、そんな仕事は経験がないからできない。人間関係がやりにくそう。こちらの仕事は家から遠いから、帰りが遅くなる。あちらのお店は、時給が安い。そんな風に、チャレンジする前から、一般的な印象(=森)ばかりを気にして、小さなこと(=木)に意識を集中することが出来なくなってしまう。

何かを成し遂げようとしたとき、広い視野で物事をとらえて、いろんな情報から知識を得るのはとても大切。ですが、そんな抽象的な意見ばかりにとらわれ過ぎて、集中したい部分まで見失い、一歩も前に進めなくなっていては、本末転倒だと思います

 

『木』と『森』どちらも見る方法は?その先に見えてくるものは…。

では、広い視野で物事をとらえつつ、一点も集中して物事をとらえるには、どうしたらいいのでしょうか。それは冷静に『木だけを見ていないか?森だけを見ていないか?』と自分で自分自身を客観視できるようになるといいと思います。

幽体離脱して、自分を見ているようなイメージで、

  • 自分自身、今本当に冷静だろうか?
  • 視野が狭くなって、考え方が狭くなっていないかな?
  • 逆に、一般的な考え方にとらわれて、動けなくなっていないかな?

と。とは言ってもそんなの書いてる管理人自身にとっても難しいことです。そんな時、冷静に自分を判断してくれる人、いるといいと思います。「そんな判断してくれる人、周りにいない!」と言う方は、自分自身で意識するようにするしかないですね。

『森=広い視野』をみて自分で判断して、見つめたい『木=成し遂げたい目標』があるなら、その時には、『木(なし遂げたい目標)を見て、森(=広い視野)はあまり見ない』。時には、わき目もふらず突き進む、ことにするのも大切かと思います。

そんな風に木だけを見て突き進んだ森の先には、綺麗な夕焼けが広がっていることにも気づけるかもしれません。

 

今回の記事は、自分自身の戒めのような記事になりました。そんなことを心に置きつつ作業すると、20万円を超える収入が入ってきたりすることもあります。

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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プロフィール

ソーイングデザイナー&フォトスタイリスト
はしば まいこです。
幼少のころから、注文服を縫う母のそばで洋裁に親しむ。
服飾専門学校でデザイン、パターンを学び、アパレルデザイナーとして従事。
結婚退職後、子育てのかたわらエプロン・布バッグ・布小物などの縫製の仕事に従事、これまでに縫製した枚数は2万枚を超える。
自らデザインしたエプロンや洋服・布バッグのネット販売を始め、写真の大切さを知りフォトスタイリングを学び始める。
デザイン・パターン製作、縫製、動画編集まで自らの手で行い、ブログやYoutubeチャンネルにて、『型紙なしで手軽に作れるお洋服』から、『型紙を使って作る本格的な大人服』、『布小物などの作り方』などを発信している。
Youtubeチャンネルの総視聴回数は139.8万回、チャンネル登録者数1.6万人を超える(2021/9月現在)。
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