ハンドメイド販売初心者がネットショップ収入をアップさせるコツと注意するべきポイントとは?

自分の好きなものを作って、販売して収入になったらいいな。家計の足しになったら嬉しいかも。そんな風に好きなことや特技を生かして、収入を得ている方が、とても増えています。

好きなハンドメイドアクセサリーを作られていたり、得意なイラストを書いて消しゴムはんこにしたり。得意のアイテムを様々な生地で縫って販売したり。

そんなハンドメイドショップに売られている商品を見るうちに、『私もやってみたいな。』と思っている方いるかもしれません。ですが、いまひとつ思いきれない。そんなあなたに、ハンドメイド販売初心者が注意するべきポイントと収入をアップさせるコツを書いていきます。

 

ハンドメイド販売初心者がネットショップ収入をアップさせるコツ

まず最初は、1つのショップで販売するのがおすすめ

ハンドメイド商品を作り、販売するためには、なんらかの販売先が必要ですね。ネットショップを持つというのも一つの選択だと思います。そんなネットショップを立ち上げる時には、ハンドメイドを扱うネットショップに出品するのがとても始めやすいと思います。

ハンドメイドショップは、『いいち/iichi』『ミンネ/minne』『クリーマ/creema』『pinkoi/ピンコイ』などなど、たくさんのネットショップがあります。それぞれのネットショップには、それぞれの特徴があるので、あなたの商品に合うショップを選ぶといいですね。最初は、何となくいつも見ていてここ良さそうだな、と思うところから始めればいいと思います。

特に出店するために費用が掛かるということは、無いところがほとんど。売れて初めて、出品料などの名目で、数%~数10%が引かれることになります。

 

慣れてきたら、複数のハンドメイドショップを持つのもおすすめ

1つのネットショップでの販売に慣れてきたら、複数のショップを持つのもおすすめです。いくつも商品がないという場合には、売り切れと言う形であってもショップがあることで、1つの商品を複数のショップで見てもらったり、お店を知ってもらう機会が増えます。

 

ハンドメイド作品のオーダーは可能な限り受けるのがおすすめ

ハンドメイドショップを持つ方の悩みの1つが、オーダー商品は受けるべき?ということ。管理人の意見としては、受けるべきだと思います。そもそも、誰に喜んでもらうための物作りなのか?ということを考えた時、それはお客様に喜んでもらうための物づくりだと思います。

お客様が、オーダーまでしてくださるということは、『世の中に自分の欲しい商品がなくて困っている。』という状況なのだと思います。それを、あなたが作ることが出来、料金の面やその他の面でもお互いに納得いくのであれば、断る理由はないのではないでしょうか。

 

 

 

ハンドメイド販売するときに注意するポイントとは?

二重注文を受けないように注意する

ハンドメイドショップを複数持つようになったら、ひとつ気ををつけないといけないことがあります。それは、二重注文を受けないようにするということです。AショップとBショップで同じ一つの商品を出品していたりすると、同時に同じ商品に注文が入ってしまうなんてことも起こりえます。

そうなったら、せっかくあなたの商品を買いたいと思ってくださったお客様をがっかりさせてしまいます。

 

ハンドメイド商品のオーダーの時には、あらかじめ料金は伝えご了承いただいてから製作に入る

ハンドメイド商品のオーダーを受けた場合には、必ず製作に入る前に料金をお客様に案内しましょう。そして、納得いただいて、ハンドメイドネットショップでのご購入手続きが整ってから、製作に入るのがいいです

お客さまと作り手の間に、第3者であるハンドメイドショップが入ってくれることで、トラブルを回避することが出来ます。万が一、商品を製作することのできない事態に陥ったとしても、お客様の支払っていただいた料金は、ハンドメイドショップがお預かりしています。作り手から所品を準備することのできない状況が起きたときでも、ハンドメイドショップからお客さまへ返金していただくことも可能です。

そんなことはあまりありませんが、商品によっては、どうしても商品を準備できない状況が生まれることも有るでしょう。そんな時でも第3者であるハンドメイドショップが間にいるだけで、冷静な対応が出来ます。

 

ハンドメイドオーダーの時の連絡には、メールなどの文面で残る方法がいい

ハンドメイド商品をオーダーするときには、お互いの意思疎通がとても大事です。そして後々、言った言わないにならないためにも、文面で残る方法で連絡を取り合うのが良いです。これは当事者同士の為だけでなく、ハンドメイドショップなど第三者の判断の時にも、やり取りの内容が明確になるための方法です。

 

 

ハンドメイド作品を作れる量は決まっている

ハンドメイド作品を作るには、一人一人の作り手が一つ一つ手作りしていることと思います。なので大量生産は、出来ないのが基本ですね。とすると、いくら稼げるのか問うことは計算が出来てしまいますね。

例えば、1つ5,000円の作品を作るのに1時間かかるとします。一日は24時間なので、一日に作れる量は、多めに見積もって18個程度

5,000円 × 18個/日=90,000円

1カ月の内、作品作りする日が20日、発送やネットショップへの商品出品に関する準備作業が5日として、

90,000円/日×20日=1,800,000円

となります。

月収は1,800,000円と計算が出来てしまいますね。その中から、材料費・道具代・光熱費・送料・販売手数料・人件費などが引かれます

もしも、たくさん注文が入り、製作を外注に出した場合。もっとたくさんの費用が掛かることになるかもしれません。工場に発注するとなると、何枚以上でないと作れないというロットがあったりします。100個発注して、300円で作れたとしても100個の在庫を販売しなければならない状況となりますね。

 

ハンドメイドは儲かるのか?

『ハンドメイドは儲かるのか?』ということは、ハンドメイドを始める方には、気になる疑問だと思います。何と比較するかにもよりますが、何もしないよりは、儲かります

何もしないのが0円だとしたら、1,000円の商品を販売できれば、1,000円は手に入ります。ですが、その1,000円の商品を作るために300円の材料費がかかり、20円光熱費がかかり、3時間の時間がかかったとしたら。

材料費300円+光熱費60円=360円。1つの作品を作るのに640円手元に残り、人件費だとすると、640円÷3時間=約213円/時。時給213円。0円よりは儲かります。

もし副業として儲けることがあなたの最優先課題だとしたら、ネットビジネスのが儲かります。ブログを書いて広告収入を得るという、材料費のかからないビジネスが利益率で言ったら、断然割がいいです。

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まとめ

『ハンドメイド販売初心者がネットショップ収入をアップさせるコツと注意するべきポイントとは?』ということについて見てきました。ハンドメイド販売の初心者が、ネットショップで収入をアップさせるのは、たくさん作って、たくさん売る。これに尽きるかと思います。

そして、注意するべきポイントは、パソコン画面の向こうには、人がいる、ということを常に頭に置いておくことが大切だと思います。この商品説明を読んでもらって、商品のことが伝わるだろうか?お客様が疑問に感じられることを解決できる文章が書けているだろうか?と常に心掛けていることで、トラブルになることはほとんどないように思います。

ハンドメイドショップで買ってくださるお客様は、普通のネットショップにはない作り手とのコミュニケーションも楽しみのひとつとして訪れてくださるお客様が多いように感じています。そんな人と人とのつながりから、オーダーをいただけたり、次の作品を購入していただけたりすることが多々あります。作り手もそこを楽しんでいけると、常連のお客様がついてくださってネットショップが楽しくなっていくと思います。

 

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

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プロフィール

ソーイングデザイナー&フォトスタイリスト
はしば まいこです。
幼少のころから、注文服を縫う母のそばで洋裁に親しむ。
服飾専門学校でデザイン、パターンを学び、アパレルデザイナーとして従事。
結婚退職後、子育てのかたわらエプロン・布バッグ・布小物などの縫製の仕事に従事、これまでに縫製した枚数は2万枚を超える。
自らデザインしたエプロンや洋服・布バッグのネット販売を始め、写真の大切さを知りフォトスタイリングを学び始める。
デザイン・パターン製作、縫製、動画編集まで自らの手で行い、ブログやYoutubeチャンネルにて、『型紙なしで手軽に作れるお洋服』から、『型紙を使って作る本格的な大人服』、『布小物などの作り方』などを発信している。
Youtubeチャンネルの総視聴回数は139.8万回、チャンネル登録者数1.6万人を超える(2021/9月現在)。
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