ここ数年、自分で作ったハンドメイド作品を簡単に販売することが出来るようになってきました。販売に関する特別な知識の無い初心者でも、販売サイトやアプリがあるので気軽に始められるかもしれません。
でも、本当に自分の作った作品が売れるの?買ってくれる人がいるの?どのくらいの収入になるの?というのは、気になるところではないでしょうか。
そんなハンドメイド販売初心者の方のために、ハンドメイドショップ歴3年ほどではありますが、総額100万円以上を売り上げた管理人から、ハンドメイドサイトのメリットとデメリットを解説しますよ。
Contents
ハンドメイド販売サイトが初心者でも売れる4つの理由とデメリットとは?
ハンドメイド販売サイトが売れる4つのメリット
サイト自体で集客力があるため、売れやすい
ハンドメイド販売サイトには、ミンネ、クリーマ、いいちなどいくつかあります。一時期に比べると統合されたサービスもあったりして、少なくなってきたような気がします。
ですが、ハンドメイド販売サイトのメリットは、サイト自体に集客力があるのでお客さんが集まりやすく、商品が売れやすいということがあります。
何のメディアも、人脈も店舗もない個人作家が販売をするとなると、お客さんに集まってもらうというのは、かなりハードルの高い問題ではないでしょうか。
ですが、人が集まっているハンドメイド販売サイトなら、サイト自体が人が集めてくれるので、その中でショップを持てば、お客さんも自然に来てくださることになります。
これは、人が一人も住んでいない宇宙の惑星でお店を開いているよりも、人がたくさん集まっているショッピングセンターや百貨店の中にお店を開いた方が、人が集まってくれる可能性が高いということです。
自らのメディアやキャラクター、ブランドがあって、人が集まってくれるのであれば、どんな場所にあってもわざわざ足を運んでくれるかもしれません。ですが、そう言った集客力がない場合には、ハンドメイドサイトは初心者にも販売しやすいと言えるでしょう。
サイトの決済システムを利用できる
インターネット上で何かを販売する、となると気になるのが、決済システム。各自で導入するには、決済システムのペイパルなどの手続きも必要になります。
ですが、そう言った面倒な決済周りの手続きを、ハンドメイドサイトはすべて行ってくれています。どんなカードが使えるとか、銀行振込の際の取扱銀行とか、を気にすることなく、お客様にハンドメイド商品を販売することが出来ます。
商品検索が分かりやすく、見つけてもらいやすい
商品がカテゴリーごとに整理されているので、検索者からしたら、商品を探しやすいというメリットがあります。
例えば、キッチン回りのものを探したければ、キッチンというキーワードをもとに商品を探すことが出来ますし、アクセサリーを探したければ、アクセサリーのカテゴリーから、さらにピアスやネックレス、ブローチや指輪などへとカテゴリーを絞り込んでいくことが出来ます。
商品が整理整頓されているので、買い手にとっては、欲しい商品を見つけやすい工夫がなされています。
商品をこまめに出品することで、メルマガなどに取り上げられる可能性が高くなり売り上げにつながる
ハンドメイド販売サイトが初心者でも売れる4つ目の理由は、商品を販売サイトのメルマガ等に取り上げてもらうことで宣伝、広告になります。
週に何回か発行されているメルマガのピックアップ商品に取り上げられると、ハンドメイド販売サイトのトップページに表示される機会が多くなります。
すると多くの読者の方の目に触れることになり、商品に注目していただける機会も増えます。他にはどんな商品があるのかな?とショップを覗いてもらえることもあるでしょう。
ハンドメイド販売サイト4つのデメリット
手数料がかかる
ハンドメイド販売サイトには集客力があり購入に結びつきやすい半面、手数料がかかるというデメリットもあります。
自らがメディアとなって集客するには、メディアを育てる時間も必要ですし、多少なりともサイトを作るコストも必要になります。更に、ハンドメイド作品を作るのとは別にサイトにコンテンツを充実させるための技術や労力も必要となるでしょう。
それに販売するための決済システムの導入やその作業にかかる時間や労力。それらを一手に引き受けてくれているハンドメイド販売サイト。
その利用料だったり、集客サイト構築にかかる時間や労力を省くうえでは、必要経費ともいえるかもしれません。
買ってくださったお客様に別商品の案内が出来ない
ハンドメイド販売サイトの中には、商品を買ってくださったお客様には、商品に関する連絡のみしかしてはいけないという販売サイトもあります。
例えば、新しい商品が出来たので、これまで購入して下さったお客様にご案内したい、と思ったとしても作り手側からは個別に営業したり、宣伝をすることが出来ません。
これは、買い手側からしたら、欲しい商品以外の情報を送り付けられることが無く、安心できるメリットにもなりえますね。
取引に関する営業系の勧誘などは禁止
商品の取引に関係の無い営業などの勧誘も利用規約として定められています。例えば、ハンドメイド作家さんにフリーマーケットへの出店を依頼したり、委託販売の依頼をしたりするのも禁止となっています。
個別に作り手やお客様に営業をしたり、広告を送ったり、宣伝をしたりすると規約違反となりアカウントが停止になることもあります。
これは、不必要な営業関係の勧誘を抑制することが出来るので、メリットととらえることも出来るかもしれません。何を目的としているかで、メリットともデメリットとも捉えられますが、個別にお客様に商品を案内出来ないという点では、作り手側からしたらデメリットの1つとなるのではないでしょうか。
利用したいハンドメイド販売サイトの利用規約を事前に確認しておくといいかもしれません。
掲載する情報に制限がある
作り手側がハンドメイド商品の写真を掲載したり、作品の紹介情報を載せられる情報量には制限があります。何枚も写真を見て欲しいと思っても、画像ファイルが載せられる枚数には限りがあり、また商品紹介の文字数にも制限があります。
限られた画像枚数の中でも、何枚も写真を掲載して詳しい情報を載せたい場合には、1つの画像にいくつもの写真を載せて編集したうえで、画像を投稿している作家さんもいらっしゃいます。
例えば、お洋服を紹介したいと思ったとき、前からの写真、後ろからの写真、細部を撮った写真などと詳しい商品説明を書くとすると画像4~5枚では足りないかもしれません。そんな時は、複数の写真を1つの画像に編集しなおして掲載するといいでしょう。
まとめ
『ハンドメイド販売サイトが初心者でも売れる4つの理由とデメリットとは?』としてまとめてきました。ハンドメイドショップをオープンしてから3年以上が経ちます。
ハンドメイドサイトには、かなりの集客力がありますので、販売に関する知識や手続きが無くてもすぐに販売することが出来ます。ハンドメイド商品を販売することが初めてという初心者の方にも、始めやすいサービスだと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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