重要:他の税務情報が必要かどうかをご確認ください。お支払いの源泉徴収を正しく行うため、すべてのYouTubeクリエイターとパートナーの皆様に、税務情報を提出していただく必要があります。
Googleアドセンスの管理画面に、税務情報に関するメッセージが表示された方は多いのではないでしょうか。アメリカ以外に在住しているGoogleアドセンスやYouTubeの収入がある人が手続きせずにいると、24%もの税金を徴収されてしまうのだとか。
そんなことにならないように、税務情報の登録の仕方を解説します。
Contents
Googleアドセンス・YouTubeの税務情報手続きの主な流れ
Googleアドセンスの納税情報の登録手続きは以下のようななり流れになります。
米国の財務情報
- 口座の種類は何ですか?
- 米国民であるか、米国に居住していますか?
- W-8納税申告用紙タイプを選択
W-8BENの納税フォームの記入方法
- 納税者番号
- 住所
- 租税条約
- 書類のプレビュー
- 納税証明
- 米国内で行っている活動とサービス、および宣誓供述書
なぜ表示されるの?
Googleアドセンスの画面に突然、こんなメッセージが表示された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メッセージはこのような内容となっています。
重要:他の税務情報が必要かどうかをご確認ください。お支払いの源泉徴収を正しく行うため、すべてのYouTubeクリエイターとパートナーの皆様に、税務情報を提出していただく必要があります。
アメリカのGoogleは、2021年3月からアメリカ以外に在住していて、YouTubeやアドセンスで収入を上げている人や法人を対象に、税金を24%取りますよ、としました。
ですが24%の税金を取られてしまうのは、Googleの納税情報を登録していない人のみ。Googleの設定画面から納税情報を登録することで、24%もの税金は徴収されないようになっています。
Googleアドセンスの設定画面に、マイナンバーカードの個人番号を登録することになりますので、お手元に用意して手続きを進めてくださいね。
税務情報の管理画面へいくには?
グーグルアドセンスの税務情報を登録するための管理画面に行くには、下記のようなメッセージの中の『税務情報を管理』をクリックします。
『税務情報の管理』の画面へ移ったら、『税務情報の追加』をクリックします。
ログインしていない人は、まずログインしましょう
ログインしている人は、この画面は出てこないと思いますが、ログインしていない方はまず、メールアドレスとパスワードを入力して、Googleにログインしましょう。
米国の財務情報
税務情報を入力するために、それぞれの登録者にふさわしい口座の種類やアメリカ在住の可否、申請用紙を選択します。
このページでは、個人の登録方法について解説します。
口座の種類は何ですか?
個人でGoogleアドセンスを利用している方は、『個人』をクリックします。
米国民であるか、米国に居住していますか?
アメリカ国民かどうか、それからアメリカに住んでいるのかどうかを登録します。
W-8納税申告用紙タイプを選択
税金の申告用紙を選択します。個人の場合は、下記のタイプの申告用紙となります。
W-8BENの納税フォームの記入方法
個人が税務情報を登録する際は、W-8BENの申告用紙を使用するそうです。ここでは、W-8BENの記入方法について解説します。
納税者番号|ローマ字の名前とマイナンバーカードの個人番号などを入力
W-8BENの申告用紙の記入方法はこのようになります。
入力が完了したら、『次へ』をクリックします。
住所
納税者番号の入力が済んだら、住所をアルファベットで入力します。
租税条約
租税条約については、下記のように登録します。
Googleアドセンスの収入だけでなく、YouTubeの収入もある場合には、上記のように登録します。□をクリックすると下記のように表示されるので、プルダウンからそれぞれ選択します。
書類のプレビュー
登録情報の確認をし、『次へ』をクリックします。
納税証明
次に、アルファベットで名前を入力します。
米国内で行っている活動とサービス、および宣誓供述書
最期に下記のようにチェックを入れたら、登録作業は終了です。
メール【税務情報が承認されました】が届く
税務情報が登録されると、Gメールにメッセージが届きます。
Googleアドセンス画面【税務情報の管理】
税務情報の登録がされているか、グーグルアドセンスの管理画面を見てみるとこのようになっています。
申請内容を変更するには?【新しいフォームを送信】から更新する
もし登録間違いがあった場合には、グーグルアドセンス管理画面の『お支払い』→『設定』→『税務情報の管理』の画面の『新しいフォームを送信』ボタンから、登録しなおすことができます。
まとめ
『重要:他の税務情報が必要かどうかをご確認ください。2021年5月31までに行う手続きとは?』としてまとめてきました。24%もの税金が引かれてしまうことのないように、忘れずに税務情報の登録してくださいね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。