ハンドメイドで作ったものを販売するサイト、とてもたくさんありますね。『ミンネ/minne』や『クリーマ/creama』『いいち/iichi』『テトテ/tetote』などなど。たくさんあり過ぎて何を基準に選んだらいいのか迷いますよね。
手数料や出品料、その他にも銀行振込にかかる手数料など。実際に管理人は、『ミンネ/minne』『いいち/iichi』『BASE』『pinkoi/ピンコイ』『楽天』に出店したことがあります。実際に商品を販売していたからこそわかる、注意したいポイントを書いていきたいと思います。
これから手作りが大好きで、自分の作ったハンドメイド作品を販売したい、出品したいという方には、参考になると思います。あなたに合ったハンドメイド通販サイトを選んでくださいね。
2019年最新版の情報は、ハンドメイド販売サイト比較2019|収入(売上)から手数料はいくら引かれる?の記事で詳しく書いています。
ハンドメイド販売16サイトを徹底比較!出品料や手数料は?
実際に手作り商品を販売していると、ボディブローのように効いてくるのが、販売手数料。販売手数料を上乗せして商品価格をつけていくのですが、商品にかかる費用は、それだけではありません。
ただ単純に商品価格に販売手数料分を上乗せしただけでなく、その他の手数料なども見込んで商品価格を設定したいですね。
販売手数料の低いサイトがいいように思いがちですが、販売手数料の無料のサイトは、商品を宣伝するための対策は、何もなかったりもします。商品を宣伝するためには、自分で宣伝するようにしなければなりません。
商品を宣伝する手間やハンドメイドサイトの知名度、お客さんのタイプ、価格帯、あなたの作る作品のタイプによって、ハンドメイド販売サイトは選ぶといいと思います。
では主なハンドメイドサイトの販売手数料などを見ていきましょう。
サイト名 | 出品料 | 販売手数料 | 振込手数料・事務手数料 |
iichi | 無料 | 20%(税抜) | 30,000円未満172円/30,000円以上270円 |
minne | 無料 | 10%(税抜) | 1,000円以上から振込/172円 |
tetote | 無料 | 12%(税抜) | 160円 |
Creema | 無料 | 8~12%(税抜) 食品…14% 海外サイト…14%+40円 |
30,000円未満172円/30,000円以上270円 |
BASE | 無料 | 無料 | 振込手数料…250円 事務手数料… 20,000円未満500円/20,000円以上0円250円 |
STORES.jp | 無料/980円 | 5% | |
pinkoi/ピンコイ | 無料 | 15%+10台湾ドル | |
Etsy | 22円 | 3.5% | PayPalの入金手数料 |
BAUry(バウリー) | 350円 /30日 |
5% | |
crapaca(クラパカ) | 無料 | 無料 | |
Craft Cafe | |||
cotte(コッテ) | 315円 | ||
SOWZO(ソーゾ) | 無料 | 無料 | |
手作市場 | |||
ココナラハンドメイド | 無料 | 10% | |
トライ・アム フリマ | |||
ハンズ・ギャラリー マーケット | 無料 | 12% | 無料 |
サイト名 | 出品料 | 販売手数料 | 振込手数料・事務手数料 |
ハンドメイド通販16サイトを紹介!
iichi/いいち
いいちの手数料は、20%。他のハンドメイドサイトよりも少し高め。ですが、『今週のピックアップ』という商品をピックアップして宣伝してくれるシステムがあります。
この『今週のピックアップ』に掲載されると、ページを見に来てくれる方が増えます。売上にも影響するので、『今週のピックアップ』に載るように努力するのもひとつかもしれません。
30,000円以上の売り上げを入金してもらう時には、270円の手数料が引かれます。お客さまは礼儀正しく、クレームが来たことはありません。ただ一つだけハンドメイドサイトを選ぶとしたら、『いいち/iichi』はおすすめです。
minne/ミンネ
GMOペパポが運営しているハンドメイドマーケット『ミンネ』。ハンドメイドサイトと言うと『ミンネ』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。知名度は、とってもあるハンドメイドサイトですね。
『ミンネ/minne』の手数料は、12%。商品を出品する際に、『展示』という機能があるので、売る為ではないけれど、『こんな作品作れます!』といった宣伝のためにショップに展示しておけるのはいいですね。『展示』作品を見て、オーダーの注文が入ったりということもあります。
tetote/テトテ
GMOペパポが運営している『テトテ』。2018年6月25日からは、『ミンネ/minne』とサービスを統合する予定だそう。
Creema/クリーマ
BASE/ベイス
『BASE/ベイス』のいいところは、なんといっても手数料が無料というところ。そして、決済に関する手数料もとても良心的となっています。入金してもらうには、こちらから請求しないといけないのですが、手数料もかかるため、こちらで調節しやすいのは嬉しいです。
ベイスと別に情報を広めていくためのサイトでしっかりとコンテンツを充実させて、SEO対策をすれば、販売するにはベイスで十分な気がします。
STORES.jp/ストアーズ
ショップ開設には、フリープラン(無料)とプレミアムプラン(980円/月(税抜))があります。決済手数料として5%がかかります。
売上金を翌日に振り込んでくれるオプションサービスもあります。振込手数料は、決済手数料×3.5%。
商品の保管や梱包、発送までをしてくれるオプションサービスも有るそう。20円ほどの料金で利用できるのは嬉しい。例えば80サイズの荷物を3日間預けた場合には、7.5円の保管料がかかるそう。商品を入庫する入庫量は18円。25円程で梱包して発送までしてくれるのはありがたいですね。
pinkoi/ピンコイ
アジア圏へ販売したいという方には、台湾に拠点を置くピンコイはお勧めです。『メイドインジャパン』を価値あるものと考えてくださる海外のお客さまもいらっしゃいます。
少し高めの値段がついていても買ってくださることも。海外への発送は出品者が行うので、あらかじめ、EMSなどでの発送方法をシュミレーションしておくと売れた時に慌てる心配がありません。
商品説明は、翻訳サービスもありますし、日本語表記でも大丈夫です。ですが、英語やアジア圏の言葉に強い方で、あなたらしい言葉で表現できるのなら、その方がお客さまは親近感を持ってくれるかもしれません。
Etsy
BAUry(バウリー)
crapaca(クラパカ)
Craft Cafe(クラフトカフェ)
SOWZO(ソーゾ)
手作市場
ココナラハンドメイド
トライ・アム フリマ
ハンズ・ギャラリー マーケット
まとめ…これからハンドメイドを販売するおすすめな2つの方法
ハンドメイドサイトのブームも少し下火になりつつあるのかな、という気がします。これまでハンドメイドサイトを扱っていたサイトも今回調査してみたら、閉鎖しているサービスが多々ありました。『テトテ』も『ミンネ』と統合されるそうです。
残るべきところが残る、そんなことになりつつある気がします。これから、ハンドメイドサイトに出品したいと思う方が、『どのサイトを選んだらいいか?』迷っているとしたら、2つの方法をおすすめします。
- 販売手数料はかかりますが、知名度・拡散力などから『いいち』『ミンネ』『クリーマ』をおすすめします。
- ブログを書いて商品とブランド力を広めていくことが苦でないなら、ワードプレスサイトを構築して、手数料無料のBASEで販売する方法が賢いかと思います。
ワードプレスサイトの作り方は、『ワードプレスの作り方』を参考にしてくださいね。
『メイドインジャパン』に価値を感じてくださるお客さまも多いので、適正な価格をつけたうえで販売できるのが理想ですね。品物がいいのは必須ですが、お値段も安いばかりがいいのではないという気もします。
お金を出してもいいものが欲しい、そんな風に考えてくださるお客様をあなたの顧客とできると、継続して、ハンドメイド作家として活躍できるかもしれません。頑張ってくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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