学生時代からいつも目標を持って突き進み、必ずやり遂げる人がいます。そして、いつも道半ばで投げ出す人がいます。成功する秘訣や成功しない秘訣、目標への取り組み方の違いを感じたので書いていきたいと思います。
目標を必ず達成する人が当たり前にしていることと、目標を必ず達成しない人が当たり前にやっていること。外見からは分かりにくいのですが数十年付き合ってみると、二人の違いって明白だったんだな、とつくづく感じます。
常日頃から語られ続けている、成功法則ですが、自分の心に刻み付けるためにも記事に残しておきたいと思います。よろしければお付き合いくださいね。
Contents
いつも目標を達成する人の5つの法則
いつも目標を達成する人、いつも成功する人の5つの法則を紹介します。ほかにもいろいろあると思うのですが、ここでは、5つの法則を。
①目標をはっきりと決める
いつも成功する人は、『これを達成したい!』と言う目標がはっきりとあります。例えば、『海外留学の学内推薦を取りたい。』『200万円貯めたい!』『日本一周旅行をしたい!』『家を買いたい!』『国家試験をパスしたい!』等々。
目標が明確です。『~したい!』と書きましたが、いつも成功する人の中では、『~したい!』ではなく『~する。』という目標となって明確に考えが整理されています。
②いつまでに達成するかのスケジュールを立てる
成功する人の法則2番目は、立てた目標を達成するためのスケジュールを立てます。『~したい!』と言う感情から『~する。』というゴールに向かっての筋道を考えていきます。
もし、ある国家資格を取りたい。ということが目標だとしたら、
- その国家資格を取るためには、どうしたらいいのか?と考えます。
- 専門学校へ行く必要があるのなら、専門学校へ入ることを実現させます。
- 学費を調達して、今の仕事をセーブして専門学校へ通える仕事へ転職。
- 家族に協力してもらえるように伝える。
- 集中して勉強するために一日の生活の流れを見直し、それを実行する。
- 専門学校で学んだことは、その日のうちにまとめて記憶する。
- 次の日の授業に備えて予習し、学校へ…。
と目標達成までにやるべきことをしっかりと計画しています。これは私の友人の話ですが、思い返すと出会ったときからずっとそうでした。
- 大学内の推薦を取り付けるために教授のところへ相談に行き、
- 取り組むべき課題を見つけ、一つづつクリアし、
- 試験を受けて、面接を受ける。
- 旅費を貯めるためにアルバイトする。そして、彼女は数百人中3人と言う狭き門の学内推薦も取り付けました。
成功するためにクリアすべき問題を整理し、一つづつ取り組んでいく。それが、成功する人は習慣になっているのです。
③自分の行動は、自分の責任と自覚している
『自責(じせき)』とは、デジタル大辞泉によると、
自分で自分の過ちをとがめること。また、自分に責任があると考えること。「自責の念に駆られる」⇔他責。
出典:デジタル大辞泉
となっています。自分の行動には、自分に責任があるという風に考えること。目標を達成する人は、自分の行動は自分の責任だと考えています。
先ほどの友人もそうでした。自分のした行動は、自分の意思で選んで行動しているので、その責任はいつも自分にあると自覚していました。だからこそ、怠けた行動をすれば、それなりの結果しかでない。目標があったとしてもそれに伴う行動をしなければ、目標は達成できない。
④目標を達成するまで自分に集中する 遊びに行かない
先ほどの友人の話になりますが、目標をひとたび決めたら、目標をロックオンしたら、決してわき目を振らないところがあります。飲みに誘っても、『今こんな目標があって、試験がいついつだから、この勉強をしなくてはいけなくて、ごめんね、いけない。』と断ってきていました。
それが、大切なのだと思います。誰にも一日は24時間です。その24時間をどう使えば目標を達成することが出来るかと考えたら、その他のことは選び取らないことが大切だと思います。
⑤1つの目標が達成できたら、次の目標を探す
『目標をいつも達成する人』の最後の法則は、1つの目標が達成できたら、次なる目標を見つけるということです。
例えば、ソチオリンピックでフィギュアスケート金メダルを取った羽生結弦選手。普通に見たら、金メダルをとったら、もう目標なんてないのかな?なんて思ってしまいそうです。
ですが、ソチオリンピックで金メダルと取った羽生結弦選手の次なる目標は、ソチオリンピックでのリベンジをすることだったそうです。金メダルを取ってもなおリベンジって?!と思いますよね。
羽生結弦選手の中では、ソチオリンピックでの演技は、満足の行く演技ではなかったそう。実は、2014 年のソチオリンピックでの羽生結弦選手は、ジャンプでミスをしています。冒頭の4回転ジャンプは転倒、そして、3つ目のジャンプでは、手をついてしまいます。演技を終え、リンクを上がる羽生選手に笑顔は有りませんでした。ですが結果は、金メダル。
羽生選手の更なる目標は、ソチオリンピックのフリーの演技を終えリンクを上がった時には、もう心の中に芽生えていたのかもしれません。
『目標をいつも達成する人』はいつも、そうやって、次なる目標を自分の中に抱き続けている、そう感じます。
いつも目標を達成しない人の4つの法則
いつも目標を達成する人の法則の後は、いつも目標を達成しない人の4つの法則を見ていきましょう。
①目標がない
いつも目標を達成しない人、実は、その人の中に目標そのものが無かったりします。口では、あれもこれもしたい!あちらもこちらも行きたい!なんて発言したりします。
ですが、実は、あれもこれも本当はしたいとは思っていない。あちらもこちらも行きたいなんて本当は、思っていない。そう発言することがかっこよさそうだから、発言しているだけ。ということあるように感じます。
②計画を立てない
いつも目標を達成しない人の法則2番目は、計画を立てない、ということです。『目標がない』ので計画も必要ないのでしょう。本当に達成したい目標ではないので、達成までの筋道を考えるなんてことをする必要はないのです。
お付き合いの飲み会に誘われたときなんかがいい例ですね。『また飲みに行こうよ!』なんて社交辞令で誘われて、『そうだね!』と返事をしていても、本当にその人と飲みに行きたいわけではない、なので具体的な飲み会の計画なんて立てないですよね。
③自分に責任はなく、いつも人のせいにする
他責(たせき)という言葉、ご存知でしょうか?
自分以外の人や状況に責任があるとして、とがめること。「他責的」⇔自責
出典:デジタル大辞泉
自責という言葉の対義語ですね。自分にはいつも責任はなくて、自分の行動も人の行動も全て人に責任があると思うこと。自分で責任をとるなんて、心にも思っていない。
ママ友から聞いた話を、隣のママ友に話す。実は、『内緒にしておいてね、…。』と言う前置きがあったとしてもです。自分の口から出る言葉の責任は自分にはないと思っているので、隣のママ友に話す。
そう言う状況、子供を育てているお母さんなら一度は経験したこと、あるかもしれませんね。
④集中しない
何かを成し遂げたい目標がないので、集中する必要もないのかもしれません。目に入るもの、耳に入るもの、その場その場を行き当たりばったりにやり過ごす。
『この方法がいいよ!』『あの方法もあるよ!』『最新の情報はこれだよ!』『バージョンアップして、次はこれだよ!』なんて世の中には、たくさんの情報があふれています。
それをむやみやたらに手を出しては、1つも身につかない。目標を成し遂げるには、集中すること、大切だと思います。
結果を出すためコツって何!
『目標をいつも達成する人』と『目標をいつも達成しない人』の9つの法則を見てきました。ここまで読み進めてくださったあなたは、気づかれたかもしれません。
それは、『目標を達成する人』と『目標と達成しない人』では、逆のことが起きているというところです。これは、私なりの考えなので、賛否両論があるかもしれませんね。
ですが、いつも目標を達成する人は、何をすべきかと言う成功法則を自然に身につけています。結果を出すコツ、それは、成功まで(目標を達成するため)の筋道を考えて、行動にうつしていくだけのこと、のように感じます。
例えば、『オーロラが見たい!』と言う目標があった時、成功する人は、
- 『世界のどこでオーロラは見られるんだろう?』
- 『カナダ?フィンランド?』
- 『時期はいつがいいの?』
- 『ツアーで行くの?』
- 『自分で航空券を買って、ホテルをとっていくの?』
- 『料金はいくらかかる?足りないから、アルバイトしなきゃ!』
などと、成功までの道筋を一つづつ考えていくことを始めます。
ですが、達成しない人は、『私オーロラが見たいんだー!』等と話ながら、ランチの日程を考え始めます。そして、そのランチ会で、オーロラを見に行けない理由を延々と話し続けます。目標までの筋道とはかけ離れてしまっています。
そんなところが、『目標をいつも達成する人』と『目標をいつも達成しない人』の違いかと感じています。皆さんの意見はいかがでしょうか?良かったらメッセージで、あなたなりの成功法則、教えてくださいね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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