インスタグラムやツイッター、フェイスブックなどの様々なSNSが浸透する中で、より魅力的な写真を投稿することが大切になっています。
コンテンツにたくさんのキーワードを盛り込み、検索エンジンからの流入を狙うコンテンツマーケティングもあります。ですが実際の最近の人間って、「もう字を読みたくない…。」というところが本音ではないでしょうか。
そんな活字離れの時代に、一瞬で人の目をくぎ付けにするような写真が撮れること、個人の情報発信に必須のテクニックとなりつつあります。
写真初心者でも写真の方程式ともいえる構図をマスターすることで、バランスの良い写真を撮ることが出来ます。
Contents
日の丸構図をマスターして、放射線構図で応用する
InstagramやTwitter、facebookなどのSNSで『いいね』がたくさんつく法則、ご存知ですか?それは人物が映っているかどうか。
人物が映っている写真には、いいね、などの反響が大きくなる傾向があります。ユーチューバーの方でお顔出ししているか、していないかって、大きなポイントであったりもします。
そんな人物写真を撮るときの構図でまずマスターしたいのは、日の丸構図。写真のど真ん中、日の丸の国旗の赤丸のように被写体を配置する構図です。
日の丸構図は、ありがちでよく撮られる構図なので、飽きられやすいとも言われていますが、他の構図と組み合わせることでたくさんの応用が利く構図でもあります。
ここでは、日の丸構図に対角線構図を組み合わせた構図を紹介します。
腕の動きと目線で被写体に視線を誘導する
指輪に視線を誘導している人物写真。
被写体は、右手薬指にはめられた指輪。その指輪に向かって左手を添えることで、腕の向きで被写体である指輪へと視線を誘導しています。
そして女性の顔も指輪の方へと向いているので、目線が指輪へと向かっている印象を受けることで、視線を誘導させることが出来ます。
腕の動きで人物に視線を誘導する
次に、カップを持つ人物写真。
コップを両手で持つ女性の腕の向きがカップを持つ女性の目へと視線を誘導されていきます。
床のラインで人物に視線を誘導する
次の写真も日の丸構図。
床のタイルが奥行きを感じさせ、放射線状になっているので、被写体の人物へと視線を誘導させることが出来ます。
風景のラインで人物に視線を誘導する
次も放射線状のラインが奥行きを感じさせる日の丸構図の応用編。
奥行きのあるラインが出る場所の中心に被写体を配置することで、迫力のある写真を撮ることが出来ます。
腕の動きで動きのある日の丸構図にする
次は、人物の腕の動きで放射線状を表現している写真。
日の丸構図でありながらも、動的な動きを感じる写真とすることが出来ます。
分割構図でバランスの良い構図テクニックを身につける
分割構図には、主に2分割構図、3分割構図、4分割構図があります。それぞれの分割の仕方によって、奥行きや落ち着いた印象の写真となります。
3分割構図のバリエーションとは?
3分割構図で空間のバランスをとる
分割構図の中でも、まず最初にマスターしたいのが、三分割構図。
被写体を画面を縦三分割したライン上に配置することで、空間を感じる写真となります。上記の写真は、木の柵のお陰で奥行きも感じることが出来ます。
L字構図でバランスをとる
次は、縦横三分割した状態でアルファベットのL字のような位置に人物を配置する構図。
L字構図に配置された人物の向こうに奥行きを感じることで、バランスの良い写真になります。
三分割構図と放射線構図で動きのある写真に
次は、三分割構図に放射線構図を組み合わせたような構図。
三分割した2つ分に人物を配置し、手と腕の動きで放射線上の動きを持たせることが出来ます。三分割構図の一つ分の空間が空くことで、程よいゆとりを感じる写真になります。
三分割構図と放射線構図で動的なイメージを
次は、三分割構図に対角線構図を組み合わせた構図。
人物の体の動きで対角線を感じることが出来ます。落ち着きというよりは、動的ないきいきしたフレッシュ感を感じます。
2分割構図で落ち着いたイメージに
縦横2分割したライン上に被写体を配置する二分割構図。
水平に被写体が配置されることで、落ち着いた印象を与えることが出来ます。山並みの対角線も入ることで、安定感だけでないフレッシュさも感じます。
2分割構図はシンメトリ―構図とも言われ、風景などでもよく使われている構図です。
4分割構図で、空間の奥行きを表現するテクニック
4分割構図は、空間をゆったりと取ることで奥行きや広大さを感じることが出来ます。
人物の目線は、空間の広がる方へ向いていることで、奥行きや広々とした印象を与えることが出来ます。
対角線構図で動的印象を与えるテクニック
二分割構図のラインを斜めに配置することで、動きのある写真となります。
写真に躍動感を持たせたり、いきいきとしたフレッシュさを表現したい時には、わざと対角線を表現すると効果的です。
放射線構図で奥行きと動きのある写真に
人物が放射線状に配置されることで、迫力を感じることが出来ます。
腕の動きで視線が誘導されますし、奥行きも感じることが出来ます。
ひまわり畑のラインが横三分割構図となり安定感のある三分割構図にもいきいきとした感じが生まれます。
3角形構図で動きのある構図テクニックをマスターする
3という数字が良く出てくる構図の話ですが、三角形構図は何を撮るのにも応用の出来る構図です。ここでは人物を三角形の頂点に配置することで、いきいきとした動的な印象の写真となります。
道路の対角線も三角形のラインに合わせることで、違和感のない三角形構図になります。
まとめ
『写真構図テクニック|人物と風景を素敵に撮る法則で簡単インスタ映え!』としてまとめてきました。写真を撮るうえでの方程式のような構図のお話。
知っているかいないかだけでも、写真の出来栄えが違ってきます。個人で起業されている方だけでなく、個人でもInstagramやフェイスブックなどSNSでの発信が頻繁に行われている中で、人の目に留まる写真を撮ること、大切ですね。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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